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詩の〆切が近づいてるのにちっとも納得いかなくてコーヒーのカフェイン程度じゃ物理的に窮地を脱せなくなってきたノアさんが、クリエイター側ではない星夜くんの純粋な心配にかえってイラついてしまい喧嘩をしてしまい、さすがにオレが悪いしちょっと疲れてるかもしれない…と仮眠とって夢で星夜の事を悔いて起床したらいい詩がふってきて〆切に間に合った上その曲がミリオンとばして万々歳、これが星夜とノアの喧嘩で初めてノアさんの方から誤った一件であった…

 

みたいな、作品作りする側の人間であるノアさんとそうでない星夜くんの感覚の違いにまつわる小話の本とか描きたい。

 

ミリオン繋がり。

私はポルノグラフィティのファンなんですけれども、有名な曲に「サウダージ」って曲があって、今日きいててやはりとんでもなく名曲なんだよなあと毎度のごとくしみじみしていたんですけれども、歌詞に

「時を重ねるごとに一つずつあなたを知っていって 更に時を重ねて少しずつわからなくなって」ってフレーズがあるんです。

知るほどにわからなくなるのが「恋」なのだとしたら、私が考えてる星夜とノアの関係も「恋」であるといえるな、と思いました。

作品制作・表現をする種類の人間であるかそうでないかと同じように、バンドであるというベースとアイドルであるというベースの違いも、二人の性質や向かう道が違う方向に分かれている事を顕著に現しています。

この道の分岐は、今はさほど距離はないもののその道で高みに上るほどに左右の距離は開いていくものだと思う。だから、星夜くんとノアさんはそれぞれが自分達のグループで、夢や願望をかなえていくほどに親友との物理的な距離、間にある時間の大きさは膨大になっていくんだと思う。

それは「時を重ねて知るほどにわからなくなる」事のような関係で、一件寂しさがある。

けれど今、アイチュウとして共存している二人が夢をかなえる過程で直面する別れは、幼少期の自分達の無力さを痛感する理不尽な話別れではなく自分達が選んだ先にある別れだから、悲しいものではないと彼らは思うと思う。

仮に1年に1回会えるような距離になったとしても、お互いの活躍を一番喜ぶのは親友であり、距離や時間に振り回される事ない絆で同じ星に生きている事を幸福に感じるのだろうと思う。

星夜とノアは生涯永遠大親友だけど、かならずくっついている必要ってないと思うんだよなあ 今は「17歳だから」一緒にいる事が多いんだと思う。離れて、またよく一緒にいて、みたいな そういうのの繰り返しかなと…

偉人スカウトを読み深めてから、星夜とノアが同じ女(女でなくてもいいけど)をかけて競い合うという究極のホモソーシャルがちょっと熱いので、これもうまい事創作に落とせないだろうか…と思う。

恋といえば、「星夜が抱いた恋とノアが抱いた恋は言葉は同じだけど中身は実際違う恋」って話もアウトプットしておきたい。